認知症予防を研究している国立長寿医療研修センターで開発された、コグニサイズのプログラムから生まれた運動です。
50センチ四方の大きなマス目でできた「あみ」を床に敷き、その「あみ」をふまないように歩く運動で、この動作から「ふまねっと」という名前が付けられました。
大切なのは「あみ」に足がからまないように注意して、足の上げ下ろしを集中して記憶することです。
筋力アップを目指すことではなく、手、足、頭を同時に使うことで認知機能を高めるもので、一歩一歩ゆっくり正確に歩くことで脳の神経細胞が活発になります。
ゆっくり歩く運動なので、歩行が低下した高齢者でも安全にレクレーション感覚で参加することができます。「ふまねっと運動」は、杖や歩行器を使用している方(両側から介助)から一般の元気な方まで楽しく参加できるように考えられています。